文芸
梶川 敦子(著)
四六判 224ページ 並製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-9230-8 C0095 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2015年10月 書店発売日 2015年10月11日 登録日 2015年09月03日
西洋の愛の教え『聖書』と東洋の知の教え『易経』――2つの偉大な書物を心の糧に92年の歳月を重ねてきた著者が伝える、自然体で生きていくための道しるべ。みずみずしい感性で毎日を送る著者の「あるがままに」という信条が、心や頭をほぐしてくれるエッセー。
西洋の愛の教え『聖書』と東洋の知の教え『易経』――2つの偉大な書物を心の糧に、92年の歳月を生き抜いてきた著者が、その歳月を振り返り、たどり着いた境地を語る。 理解を超えたショッキングな出来事が世界をおびえさせ、人々が先行きに不安を抱えるいま、著者が教える『易経』を学びに集まる若い人も増え、生きるヒントになる「気づき」を得ている。 「『聖書』の愛の言葉と、『易経』の文章にある知恵は、まちがいなく生きるうえの道しるべとして、そのまま人に話していけば、利口ぶった解釈を加えなくてもすむ」と著者は言う。 戦争をはじめ多くの困難をくぐりぬけながら、みずみずしい感性を持ち続ける著者の自然体の生き方を見れば、凝り固まりがちな人生に対する見方も、やわらかく自由になることだろう。
はじめに 第1部 命こそ「神の愛」――『易経』の扉が開いたとき お祭り お寺 神社 学校 修道女たち 姉妹 生涯の師 М子 戦争、飢え、敗戦 家 家族 変貌 占いについて 易を知る カトリック離れ プロテスタント 幸福とは 伝道、献金 洗礼 破傷風 それは不意に 相川牧師の死 第2部 本物と偽物、謙虚と高慢――それを学んだ歳月 小説家になれなかったわけ 山と自然と 第3部 心の自由は終わらない 終の棲み家――軽井沢物語 老いへの道 死の淵から 入院 過去の声 トラ子の話 軽井沢の人々 余滴 終わりの始まり
品切れ・重版未定