深谷 考(著)
四六判 288ページ 上製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-9161-5 C0095 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2002年10月 書店発売日 2002年10月05日 登録日 2010年02月18日
幸田露伴の磁場=父性にあらがいながら言葉を紡ぎつづけた娘・文。その作品の木綿の手触りのような肌理、みずみずしい息吹、命のかよった文章を味読することで結実したこの「批評物語」には、幸田文の願望の所産としての「かたみ」の品々が息づいている。
はじめに1 『木』2 種3 『崩れ』4 母5 義母6 父と子 I 7 父と子 II 8 『流れる』9 『黒い裾』10 文の夫・玉の父11 『台所のおと』12 『きもの』I 13 『きもの』II あとがき
青弓社
品切れ・重版未定