落合 真司(著)
四六判 188ページ 上製 定価 1700円+税 ISBN978-4-7872-9061-8 C0095 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1992年04月 書店発売日 1992年04月01日 登録日 2010年02月18日
14年目の「デビューアルバム」『夜を往け』からコンサート『夜会'91』まで、新しいみゆきの航跡とその熱いメッセージを追走レポートでつづる、もう一つのみゆき論。みゆきの歌の向こう側にあるものを透視し、ともに夜を往く──。
序 みゆきの歌が流れる──水面下の中島みゆき論1 夜からの出発──みゆきの新しい旅 (1)それはこんな夜に始まった (2)憂き世に何を求めて駆けるのか (3)with…そのあとへ君の名を綴ってもいいか2 コンサート'90・8・20 みゆきイズムを求めて (1)僕たちは雨に濡れた街角に立っていた (2)勇気と信念に裁かれた愛の行方 (3)飽食の時代を超えて何処へ還るのか (4)愛は距離と時間を克服できるか (5)言葉ではとうてい表現できないものがあるから……3 夜会'90 G線上のみゆき (1)繭の中で一九九〇年代最初の幕が開いた (2)インナートリップへの遡及 (3)傷ついた恋心をどうやって繕しますか (4)逆行の中のみゆき (5)『親愛なる者へ』は自己革命の歌である (6)向かい風を行くみゆき (7)出逢えたことの奇跡を出発の歌にかえて4 みゆきの向こう側にあるもの (1)時代が言葉にフタをしている (2)枯れ果てた都会で逆風に立つ時 (3)『サッポロSNOWY』に込められた悲劇性 (4)『南三条』はラヴソングの集大成である (5)Love Way 愛の宿命5 夜会'91 永遠に近い一夜の夢 (1)冷たい夜に邯鄲の夢が幕を開ける (2)子供の頃に探していたものは見つかりましたか (3)本当のみゆきは何処にいるのか (4)夢は57セント 1度足を上げる値段 (5)『夜会』のために温存されていた『傾斜』 (6)殺意は過剰な愛情から生まれる (7)一夜の夢は、永遠の夢となった6 恋唄の法則 (1)ラヴソングの裏側〜みゆきへの挑戦〜終 Over the Wind 明日へDISCOGRAPHY
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