山下 武(著)
四六判 246ページ 上製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-9002-1 C0095 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1995年04月 書店発売日 1995年04月20日 登録日 2010年02月18日
稀代の読書家にして愛書家・蔵書家の著者が、古書をめぐって「読書の快楽」と「愛書の愉悦」を縦横無尽、自由闊達に綴る。/古本界/探偵雑誌品定め/古書コレクターの内的世界/古書店の主人が書いた本/など古書随筆の決定版。新装版
1 (1)古本界 (2)コラム・古書2 (1)わが偏書記 (2)探偵雑誌品定め (3)「旧刊読み」のすすめ (4)旧刊文庫 (5)旧刊資料室 (6)<戦犯叢書/シベリア抑留叢書/南方捕虜叢書> (7)探求書こぼれ話3 (1)矢來下の貸本屋 (2)夢の中の古本屋 (3)私と本と本屋4 (1)古書コレクターの内的世界──横山重『書物捜索』 (2)書物への格別の情熱──脇村義太郎『東西書肆街考』 (3)偽造本事件の全貌──高橋俊哉『ある書誌学者の犯罪』 (4)<本の探偵>という着想の面白さ──紀田順一郎『幻書辞典』 (5)文化媒体者としての貸本屋──長友千代治『近世貸本屋の研究』 (6)書物随筆の白眉──アンドルー・ラング『書斎』 (7)楽しさは「名作」への愛に──岩男淳一郎『絶版文庫発掘ノート』 (8)古文書の妖しい魅力──反町茂雄『日本の古典籍』 (9)古書店の主人が書いた本──志多三郎『街の古本屋入門』/青木正美『古本売買 日記蒐集譚』あとがき初出一覧
青弓社
品切れ・重版未定