A5判 192ページ 並製
定価 1600円+税
ISBN978-4-7872-7389-5 C0374
在庫あり
奥付の初版発行年月 2016年06月 書店発売日 2016年06月01日 登録日 2016年04月04日
日本初演20周年の宝塚版『エリザベート』。巻頭特集ではその魅力を多彩な論考で徹底解剖! 特集では月組トップ・龍真咲の個性あふれる魅力を語り、OGロングインタビューには元花組トップの蘭寿とむが登場。そのほか公演評、舞台写真多数のOG公演評も所収。
7月に9度目の上演を控える宝塚版『エリザベート』は、今年が日本初演20周年! 再演が繰り返され、そのたびにファンを沸かせる『エリザベート』は、一体なぜこんなにも愛されるのか? 巻頭特集では歴代の宝塚版を徹底解剖! ほかにも東宝版・ウィーン版との違いや7月からの宙組版への期待についてなど、『エリザベート』をとことん楽しむ多彩な論考を所収し、その魅力に多角的に迫る。
特集では6月からの月組大劇場公演『NOBUNAGA〈信長〉』での退団を発表した月組トップ・龍真咲の個性あふれる魅力を出演作品一覧などを交えて語る。小特集は2016年宝塚の幕開けを華やかに飾った佳作『Shakespeare』、さらにOGロングインタビューには元花組トップの蘭寿とむが登場! 外箱公演の編著者対談、舞台写真を多数所収するOG公演評に加え、半年分の新人公演をレビューする連載もスタートし、盛りだくさんの一冊!
巻頭特集 『エリザベート』が止まらない!
祝二十周年!『エリザベート』の魅力大解剖――はじめに 薮下哲司
進化する『エリザベート』の軌跡 平松澄子
二十周年を迎える宝塚版『エリザベート』と八人のトート 加藤暁子
「自立を志向する女性」を描く困難とその意義 大越アイコ
舞台以上にドラマチックな史実のシシィ像 水野成美
充実している宙組の『エリザベート』の楽しみ方 永岡俊哉
特集 龍真咲、オンリーワンの輝き
新世紀のスターもついに退団――はじめに 薮下哲司
龍のごとくに…… 大上戸国雄
輝きながら駆け抜けた龍真咲 岩本 拓
きらめき、ひたすら自由に 木谷富士子
「愛と自由」を叫ぶナニワのド根性トップ・龍真咲 大越アイコ
宝塚百周年に咲いた特別な色濃さ 鶴岡英理子
小特集 宙組『Shakespeare』が面白い!
沙翁に捧げたい珠玉の一編――はじめに 薮下哲司
見事なコラージュで紡ぎ出された劇聖の半生 鶴岡英理子
生田大和、会心の作で正月公演を飾る 永岡俊哉
「夢」と「愛」と「演劇」がシンクロする舞台 木谷富士子
生田流シェイクスピアの楽しみ 大越アイコ
公演評2015・11―16・4
花組『新源氏物語』『Melodia――熱く美しき旋律』
「狂おしい愛」を「もののあわれ」に昇華した明日海源氏 木谷富士子
苦悩を軸に据えた『源氏物語』 小咲福子
月組『舞音――MANON』『GOLDEN JAZZ』
フランス植民地下での破滅的恋 大越アイコ
「愛」と「祖国」を問う意欲作 木谷富士子
雪組『るろうに剣心』
宝塚化の成熟と限界 岩本 拓
見事な宝塚バージョンとして輝く『るろうに剣心』 鶴岡英理子
星組『こうもり』『THE ENTERTAINER!』
北翔海莉ワンマンショー 薮下哲司
このトップだからこそオペレッタ&ショー 永岡俊哉
対談 未来への布石が感じられた半年間――二〇一五年十一月―一六年四月の外箱公演 薮下哲司/鶴岡英理子
新人公演評2015・10―16・4
次代を担うスター候補が続々登場「新公見聞録」――宝塚大劇場篇 永岡俊哉
新人公演にも大きな節目が感じられた半年間――東京宝塚劇場篇 鶴岡英理子
OG公演評2015・11―16・4
宝塚OGだけがもつ輝きを放ちながら――関東篇 鶴岡英理子
柚希礼音に続け! 湖月わたる、和央ようかも世界に進出――関西篇 薮下哲司
好評につき再々演、榛名由梨と未央一の“大爆SHOW”シリーズ 下瀬直子
OGロングインタビュー 蘭寿とむ――ありのままの魅力 聞き手/薮下哲司
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