芸術
想田 正(著)
四六判 232ページ 並製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-7296-6 C0073 在庫あり
奥付の初版発行年月 2010年12月 書店発売日 2010年12月04日 登録日 2010年12月01日
日本のクラシック界で独自の評論を展開する宇野功芳。マーラーの寂寥感に魅せられた死生観、マタチッチや朝比奈隆を見いだした芸術への追求心、誰もが評価するカラヤンへの批判など、その直截な筆致の原点を若き日の批評から探り、宇野批評の魅力に迫る。
まえがき 序章 宇野批評の位置 1 一冊の書物 2 登場時の社会状況 3 宇野批評の変遷 4 宇野批評の提起 5 宇野批評の課題 第1章 人と批評 1 宇野批評の特色 2 宇野批評の基軸 3 宇野の死生観・芸術観 第2章 作曲家論 1 モーツァルト 2 ベートーヴェン 3 シューベルト 4 ブラームス 5 ブルックナー 6 マーラー 7 シベリウス 第3章 演奏家論 1 指揮者 ワルター メンゲルベルク フルトヴェングラー モントゥー クナッパーツブッシュ シューリヒト クレンペラー ベーム マタチッチ ムラヴィンスキー カラヤン バーンスタイン 朝比奈 隆 2 ピアニスト バックハウス リリー・クラウス ハイドシェック 3 ヴァイオリニスト チョン 音楽人生五十年を語る――宇野功芳インタビュー 引用・参考文献 あとがき
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