写真叢書
芸術
伊勢 功治(著)
四六判 244ページ 上製 定価 2400円+税 ISBN978-4-7872-7288-1 C0372 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2010年07月 書店発売日 2010年07月22日 登録日 2010年07月13日
ジャコメッリ、古屋誠一、オノデラユキ、野口里佳、太田順一、石内都……。見る者の心を動かし、奪い、突き放し、温める写真を撮り続けている作家を多数紹介して、作品が語るテーマ性とそこから浮かび上がる「生と死」「記憶」を読み解く評論集。
写真の孤独――ジャコメッリと須賀敦子の出会いから セルフポートレート――自己への眼差し 古屋誠一『Memoires1983』と『冬の旅』 写真、〈場〉ヘのオマージュ――写真集『夕張』と『風知草』を巡って 八戸からのプロヴォーク――ICANOF「メガネウラ MEGANEURA」展報告 宮本常一にとっての民俗学と写真――『宮本常一写真・日記集成』を見ながら オノデラユキの写真的実験――オノデラユキ写真展/国立国際美術館 「この星」に見たもの――野口里佳写真集『この星』/写真展「飛ぶ夢を見た」 王権の及ばぬところの花、ささやき――太田順一写真集『化外の花』までの道 揺れる「carnation」――関美比古のこと 我が心の遺影――西井一夫氏への追悼文 溶断と溶接の境界――写真家石内都について 初出一覧 あとがき
品切れ・重版未定