許 光俊(著)
四六判 280ページ 並製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-7100-6 C0073 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1998年09月 書店発売日 1998年09月30日 登録日 2010年02月18日
作曲者の意図も汲めぬ滑稽なエセクラシックが氾濫し、クラシック音楽は滅びかけている! 真にクラシックと呼びうる音楽を楽しむため、わずか5曲をとりあげてクラシックのキモを伝授する目からうろこの入門書にして、通も納得の決定版!
序文に代えて第1章 超基本1から6まで──聴き始める前に クラシックの超基本1と2/推理小説とサラダの秘密 超基本3/とてつもなく大事な演奏家 超基本4/ナマ以外はウソなのだ 超基本5/美しさには二種類ある 超基本6/これがクラシックの曲種だ第2章 実践編1──基本の三曲、これだけ聴けば、クラシックは完全にわかる 恋愛大悲劇をテーマにした音楽に隠された奥義/ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー『ロメオとジュリエット』 ソナタ形式の謎、これがわかればクラシックは九〇パーセントわかる/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト『ピアノ・ソナタ第十五番』 クラシックのパターンはここに完成した/ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン『交響曲第九番』第3章 実践編2──もっとディープに、もっと危険に ベートーヴェンを尊敬しつつベートーヴェンを超えた大天才シューベルト/フランツ・シューベルト『交響曲第八番 未完成』 ベートーヴェンとシューベルトの末裔たち アントン・ブルックナー『交響曲第八番』/そして、本書の結論、クラシックのその後第4章 コレッキリ!実用情報 これがすごい作曲家だ! クラシックのホール徹底解析 クラシックのチケットは高いか? これがコンサートの最初から最後まで どれが聴くに値する演奏家?/〈生きている人〉編 どれが聴くに値する演奏家?/〈死んじゃった人〉編 世界のオーケストラ、どれを聴けばいいのか? オーディオは重要か? 誰を信じればいいのか?/評論家ぶったぎり 古楽とは何か?あとがき
青弓社
品切れ・重版未定