中島みゆき・言葉の向こう側

落合 真司（著）

四六判 　184ページ　並製
定価　1600円＋税
ISBN978-4-7872-7086-3　C0073
品切れ・重版未定

奥付の初版発行年月　1998年02月
書店発売日　1998年02月28日
登録日　2010年02月18日

紹介

言葉にこだわり、言葉のもつ可能性を探求しつづけるみゆき。1994年の『夜会　シャングリラ』から97年の『夜会　問う女』までの活動を詳細にレポートし、言霊を自在にあやつることで、果てしない命の力を歌に託すみゆきの源泉へと肉薄する。

目次

プロローグ第１章　'94夜会　復讐の行方　運命の再会　さかのぼる運命の時間　衝撃の真実とよみがえる記憶　すべての物語は『誕生』へとつながる第２章　コンサートツアー'95　永遠のひまわり　香港の地にみゆきの声が響く　叙情と悲しみのストリングス　不要になった愛　心は永遠に光のほうを向く第３章　'95夜会　真実のありか　現実からの逃避　見えない力に怯える女　異国に捨てられた猫　莉花のなかに棲む悪魔の正体第４章　せつなさの美学『パラダイス・カフェ』　たかが愛されど愛　せつない時間　強姦された国第５章　'96夜会　言葉の向こう側　言葉をもたないアナウンサー　神が仕組んだ出逢い　ＨＩＶプラス　振り向けば吹きすさぶ風ばかり第６章　コンサートツアー'97　幻想の彼方　激情に身を焦がして　叙情の標本を並べて　大人の夢は幻のカフェで第７章　'97夜会　幸せになりなさい　心理分析　孤独な旅立ち　失った道標　真実の証言台エピローグ　言霊の力を求めてDISCOGRAPHY

著者プロフィル

落合　真司（オチアイ シンジ）

1964年、大阪府生まれ。1986年、追手門学院大学経済学部卒業。中島みゆき論をライフワークとするフリーライター。主な著書に、『中島みゆき観測日記』『中島みゆき・夢見の技法』『ユーミン・恋愛風景論』『中島みゆき・愛に行く者へ』『中島みゆきデータブック』『風俗裏日記』（いずれも青弓社）などがある。

関連リンク

著者のホームページ

上記内容は本書刊行時のものです。