ポップ・カルチャー・クリティーク 1.
澤野 雅樹(著/文 他)
A5判 176ページ 並製 定価 1200円+税 ISBN978-4-7872-7082-5 C0374 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1997年12月 書店発売日 1997年12月30日 登録日 2010年02月18日
日本映画の記録を次々塗り替えながら内容的には賛否両論のある『もののけ姫』。「空を飛ばない」宮崎アニメが降り立った風景とは? ほかに「〈メディア〉としての梶原一騎」「ゲームから十八禁がなくなる日」「韓国漫画レポート」など。
外在的批評について 澤野雅樹生きろ、おまえはメチャクチャだ──『もののけ姫』の子どもたち 武村知子アニメ界のケインとアベル 宮崎駿と高畑勲──は藤子不二雄だった…… 山田たどん息を止めつづけてみせる──宮崎駿「決意の持続」 切通理作曇りなき澄んだ眼で見つめる「性の闇」──宮崎アニメの女性像 村瀬ひろみ墜落するアニメーター──あるいは、禁欲された逸脱 高橋秀樹もっと夢を──子ども向け映像作品を作る立場から 奥中惇夫想いを拾うということ 卯月妙子健やかなる妄想──『となりのトトロ』のオープン・エンディングをめぐって 清水美行P.C.C. ILLUSTRATED THEATER ムシ神とハヤオ神 高橋信雅〈メディア〉としての梶原一騎──あるいは“劇画の帝王”の語り方 瓜生吉則ゲームから十八禁がなくなる日 貴地久好夢の世界を踏破する──空想科学の喜び 柳田理科雄韓国漫画レポート──ソウルのサミットと韓国漫画界の窮状【前篇】 細萱敦平山亨の負けて勝つ!──第一回 二千四百八十六話のプロデュース 平山亨スポーツ・スペクタクル主義──連載前夜:ナショナリズムとエンタテインメントの交差点 高橋秀樹ときわたけしの幻獣標本箱──第二夜:ハレエすい星 ときわたけし執筆者紹介
青弓社
品切れ・重版未定