ポップ・カルチャー・クリティーク 0.
霜月 たかなか(著)
A5判 180ページ 並製 定価 1200円+税 ISBN978-4-7872-7081-8 C0374 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1997年12月 書店発売日 1997年12月01日 登録日 2010年02月18日
本格派サブカルチャー批評集の第1弾は『新世紀エヴァンゲリオン』。「謎解き」から遠く離れて、あの熱狂はなんだったのかを考える。そのほかの論考に「アライグマのオヤジについて」「美少女コミック研究序論」「マンガ表現の解体学」など。
1 『エヴァ』の遺せしもの (1)アニメよアニメ!おまえは誰だ!?──テレビ・アニメの終焉と『新世紀エヴァンゲリオン』 霜月たかなか (2)アニメーション構造分析方法論序説──『新世紀エヴァンゲリオン』の構造分析を例題として 高田明典 (3)究極の“ゲッターアニメ”としての『新世紀エヴァンゲリオン』 山田たどん (4)サブカルチャーと「天使の羽」──『エヴァ』・ウルトラマン・宮崎アニメをめぐって 【対談】切通理作+松井不二夫 (5)〈人類補完計画〉あるいは、生きのびるということについて 岡真理 (6)『新世紀エヴァンゲリオン』のバランスシート アライ=ヒロユキ (7)こんなきたないきれいな日には──不条理という救い 遠藤徹 (8)ぼくたちの『エヴァ』体験──同人サークル座談会2 P.C.C.ILLUSTRATED THEATER──巨神兵の再起動 高橋信雅3 (1)アライグマのオヤジについて──『ぼのぼの』を読む 澤野雅樹 (2)『装甲騎兵ボトムズ』雑感 稲葉振一郎 (3)美少女コミック研究序論 糸山敏和 (4)季刊『諷刺画研究』がめざすもの 清水勲4 (1)保本登の寓意の彼岸 第0回『グロリア』 保本登 (2)マンガ表現の解体学 1 ……マンガの時間 竹内オサム (3)仮面ライダーがエントツの上に立った日──ある監督の回想録 その1:ヨーイ、スタート 奥中惇夫 (4)ときわたけしの幻獣標本箱 第一夜:河童 ときわたけし執筆者紹介
青弓社
品切れ・重版未定