大島 豊(著)
四六判 264ページ 並製 定価 1800円+税 ISBN978-4-7872-7079-5 C0073 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1997年10月 書店発売日 1997年10月01日 登録日 2010年02月18日
魂の大地からの歌、人の心を引きつけてやまないアイリッシュ・ミュージック──。プランクシティ、ボシィ・バンドからクラナド、U2、エンヤまで、20世紀初頭からの軌跡をたどり、その情念に満ちた音楽の魅力と人気の秘密をさぐる。
はじめに 「はじめに」補足1 朝の光のなかへ 過去への眼差し/異文化の到来/アイルランド社会の変遷/第二次大戦の分水嶺/社会の停滞と経済危機/経済改革とオ・リアダの実験 第1章補足2 伝統音楽の再発見 急激な変化/アイルランド社会の方向転換/文化革命の環境整備/外からの刺激/伝統音楽の転回点/プランクシティ/ポシィ・バンド/ムーヴィング・ハーツ 第2章補足3 アイリッシュネスの勃興 ドロレス・ケーン/デ・ダナン/クラナド/チーフテンズ/U2とエンヤ、ヴァン・モリスン 第3章補足4 北からの風──アルタンの勃興 アイルランド代表として/アルタン出現時の音楽環境/一九八〇年代初頭のアイルランド音楽/ドニゴールの特徴/ドニゴールの音楽/アルタンの功績 第4章補足5 グローバルな地平へ 変化の加速/シャロン・シャノン/個性豊かな若者たち/「移民」によらない拡大/ベテラン勢の活動/アーバン・ベースのシンガーとソングライターたち/《リヴァーダンス》/グローバル・ミュージックヘの脱皮──伝統と変容 第5章補足結語あとがきあるいは参考になるかもしれない文献についてディスコグラフィ──アイリッシュ・ミュージック案内索引
青弓社
品切れ・重版未定