吉田 典史(著)
四六判 208ページ 並製
定価 1600円+税
ISBN978-4-7872-3378-3 C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月 2014年05月 書店発売日 2014年05月25日 登録日 2014年04月03日
経験豊富な著者が、ゴーストライターの仕事の実態や収入、トラブルとその対処法などを豊富な実例から紹介し、出版ビジネスの「正体」に迫る。そして、著者・出版社・ライターの関係性をふまえてライターの地位向上の必要性を説く。基礎知識Q&Aも所収。
第1章 ゴーストライターとは
1 詐欺みたいな仕事?
2 出版社の裏事情
3 ゴーストライターの世界にも“格差”
4 アンフェアな印税方式
5 運命の別れ目が「増刷」
6 著者のコンテンツはライターのもの?
7 取材のときにどう答えるべきか
8 発売後一カ月以内で少なくとも三千部以上
9 ゴーストライターを起用せざるをえない理由
10 泣きを見るのは、立場が弱いゴーストライター
11 「ライターは下請け、著者は“アホでも著者様”」
12 生き残るのが難しい、ゴーストライターの世界
13 ゴーストライターをする前に自らの足元を見つめ直す
Q&A1
Q 出版業界全体でゴーストライターは何人くらいいるのか。ライターの生活の実態などを教えてほしい
Q ゴーストライターが読むべき本を教えてほしい
Q 周囲の人に、ゴーストライターであることを明かしているのか
Q ほかのゴーストライターとのつながりはあるのか
第2章 ゴーストライターが見たビジネス書の裏側
1 書かないのに「書いた」ことになる
2 講談社は偏差値五十、朝日新聞社は偏差値八十
3 年間二十冊のペース
4 細かいところまで確認することは難しい
5 「へたな鉄砲、数撃ちゃ当たる」
6 三千五百万円ほどの使途不明金
7 「流れ作業」はノーチェック体制?
8 「あんなやつは失速してよかった」
9 「女性をいかに抱き込むかだよ」
10 「自称・ビジネス作家」や「自称・著述業」
11 はじめに「集客力がある著者ありき」
12 「保守」も「左翼」も関係ない。売れればいい
13 あのノンフィクション作家にも「ゴーストライター」?
14 「やらせの論争」こそ、本を売るためのビジネスモデル
15 「紀伊國屋PubLine」がないと、生きていけない
16 一日五十部以上のペースで売れないと……
17 「やらせのランキング」で堂々一位に!
Q&A2
Q ライターになる人は、どのようなタイプが多いのか
Q インフラを作ることができないと、仕事がコンスタントに入ってこないのではないか
Q ライターの収入は?
第3章 ゴーストライターを語る人たち
1 クロイワ正一さんの場合
2 伊藤寿男さんの場合
3 高橋宣壽さんの場合
Q&A3
Q ゴーストライターの平均収入(一冊あたりの収入)は?
Q 一年でゴーストライティングの仕事は、どのくらいこなせるのか
Q 経費は自己負担なのか
Q ゴーストライターに向いている性質・性格はあるのか
Q これからもゴーストライターとして書き続けるのか
Q ゴーストライターに「あがり」はあるのか
第4章 ゴーストライターの喜怒哀楽
1 ゴーストライティングの舞台裏
2 ビジネス書の著者である経営者の素顔
3 ゴーストライターをするライターの生活
Q&A4
Q ゴーストライターとライターでは、格差みたいなものはあるのか
Q ゴーストライターをしてよかったこと、やめたいと思ったことは?
Q 書籍を読んでいて「これはゴーストライターが書いた本だ!」とわかるのか
Q 文体にも男女差があると思うが、著者とは同性であることが多いのか
あとがき
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