岡村 正史(編著)
四六判 272ページ 並製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-3207-6 C0036 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2002年10月 書店発売日 2002年10月10日 登録日 2010年02月18日
敗戦、植民地、在日、復興などさまざまな記号を背負って闘いつづけた力道山。街頭テレビに群がる視聴者とアメリカ=悪役をなぎ倒す空手チョップとが象徴する既存の力道山論の限界を突破し、メディア論・ジェンダー論からも照射するスポーツ文化研究の最前線。
序章 力道山を知らないあなたのために 岡村正史第1章 力道山と村松以後 井上章一第2章 演じられた「力道山」、演じられた「日本人」 川村 卓第3章 力道山と「日本人」の呈示 リー・トンプソン第4章 金信洛としての力道山 笹倉千佳弘第5章 黒く覆われた脚──力道山のファッションを考える 小野原教子第6章 大衆文化としての力道山プロレス 古川岳志第7章 女子プロレス抑圧者としての力道山 亀井好恵第8章 力道山のプロレスとはなんだったのか 岡村正史第9章 力道山を反米ナショナリズムから切り離せ! 岡村正史/川村 卓/井上章一あとがき 岡村正史
青弓社
品切れ・重版未定