落合 真司(著)
四六判 196ページ 並製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-3147-5 C0036 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1997年11月 書店発売日 1997年11月30日 登録日 2010年02月18日
イメージクラブのフロント業務についたノンフィクション・ライターが、世紀末ニホンの性風俗とそこに生きる人たちの赤裸々な実態──男たちを「処理」していく風俗嬢の姿、金の流れ、警察の手入れ──を克明につづる異色の潜入ルポ。
プロローグ 風俗嬢の悲鳴が聞こえるI 風俗店のからくり 女の子の部屋は宝塚の楽屋 フロントは客の意志をコントロールしている 労働基準法無視の十六時間勤務 なにがあっても客を帰すな 嘘と偽りのテクニック 遣い走りの日々 ヘドロのような汚物を浴びながら 風俗という誘導灯に群がる獣たち 風俗嬢になにを求めますか 闇に吸い込まれる巨額の資金II 風俗の海を泳ぐ女たち 風俗嬢の新人教育現場 力尽きて散っていく女の悲劇 腐った心の風俗嬢 猜疑心に満ちた貧しい心 高飛びする女たち 風俗嬢を破壊する女店長のいじめ 仕組まれた罠 フードルのスーパースター登場III 数奇な運命をたどり地獄からはいあがった女 陰謀と誘惑 強姦未遂からヤクザとの同棲へ ホームレス生活と覚醒剤の地獄 風俗店を転々としクスリに沈む 関西一過酷なファッションヘルスIV 永遠につづく哀しい遊戯 「世のなかみんな悪いわよ」 私服の刑事がカウンターを叩いた 謎の会長、そして闇のオーナーの正体 仮面をとらない女たち 指名をとるための職人技 最後の夜──永遠につづくドラマエピローグ 涙のエンドレスゲーム
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