斎藤 夜居(著)
四六判 184ページ 上製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-3128-4 C0036 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1996年09月 書店発売日 1996年09月01日 登録日 2010年02月18日
苦悶にあえぐ女性の姿に至上の美を見いだし、情感を高ぶらせていく女のエロスをみごとに写しきった稀代の責め絵師・伊藤晴雨。緊縛の図をはじめ晴雨の残した無数の絵画の描線をなぞり、残酷にして妖気ただよう鬼才の世界をさぐる初の評伝。
序晴雨観賞「源氏節の稽古屋」「風俗遷史」解題──磯部鎮雄(江戸町名俚俗研究会)1 雪責め2 責めの四十八手3 晴雨素描4 逆さ吊り5 「燔刑(ひあぶり)」について6 動坂の化け物屋敷7 『責の話』『論語通解』8 晴雨と竹酔9 責め愛好者のむれ10 伊藤晴雨余聞晴雨文献・参考書・その他後記
青弓社
品切れ・重版未定