デイヴィッド・ペッパー(著) / 柴田 和子(訳)
四六判 368ページ 上製
定価 2800円+税
ISBN978-4-7872-3080-5 C0030
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1994年04月 書店発売日 1994年04月10日 登録日 2010年02月18日
すでに慣れ親しんだ「エコロジー」という言葉。だがその思想的根源はどこにあるのか。環境保護に関する歴史や哲学および思想を考察し、内部矛盾を露呈しているシステム社会の変革のための理論的方向を示唆する、格好の入門テキスト。
著者まえがき日本の読者へのまえがき序章 環境保護になぜ歴史と哲学なのか 1 事実とは:現状分析 2 思想的背景:問題の原点 3 文化的フィルターと科学の役割 4 方法論と理論的根拠第1章 現代の環境保護主義とは 1・1 その定義 1・2 環境保護主義の歴史的経緯 1・3 環境保護主義の中心テーマ 1・4 環境保護の三大名著『限界』『青写真』『小は美なり』 1・5 問題の分析第2章 テクノロジー環境保護主義のルーツ 2・1 テクノ中心主義と古典科学 2・2 科学革命と機械的自然 2・3 ベーコン主義とその信奉者たち 2・4 テクノ中心主義科学の古典的遺産第3章 エコロジー環境保護主義の科学以外のルーツ 3・1 プレニチュードと存在の大いなる連鎖 3・2 ロマン主義の基盤 3・3 ロマン主義の自然概念 3・4 農村と都市 3・5 現代のエコ中心主義におけるロマン主義の遺産第4章 エコロジー環境保護主義の科学的ルーツ 4・1 マルサスとネオ・マルサス主義 4・2 ダーウィン、生命の綾とエコロジー 4・3 エコシステムとエコフィロソフィ第5章 科学と客観性 5・1 パラドックス 5・2 決定論と自由意志 5・3 過去二〇〇年の科学とイデオロギー 5・4 科学とテクノロジー:二〇世紀のイデオロギー的文脈 5・5 パラダイム第6章 自然および環境保護についてのマルクス主義者の解釈 6・1 マルクス主義とは 6・2 マルクス主義者による自然の見方 6・3 マルクス主義者と環境問題 6・4 環境保護主義者に対するマルクス主義者の批判 6・5 環境保護に対するマルクス主義者の見解第7章 エコロジー環境保護主義の政治的ルーツ 7・1 政治のスペクトル 7・2 エコ社会主義 7・3 “エコ・ファシズム” 7・4 結論第8章 教育は“最大の資産”たりうるか? 8・1 環境保護主義者の万能薬 8・2 社会や経済の変革を妨げる教育 8・3 私たちは何をなすべきか訳者あとがき原注訳注用語解説参考文献索引
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