巫女の民俗学

川村 邦光（著）

定価　2330円＋税
ISBN978-4-7872-3048-5　C0039
品切れ・重版未定

登録日　2010年02月18日

ツイート

 読書メーター  本を引用

× クリック ＆ コピー( ctrl+c / ⌘cmd+c )してご利用ください

目次

序──ボルヘスの闇とことばI 　巫女の現在　エスノグラフィーへ向けて／巫女たちの現状II 　近代日本における巫女　　　盲人の近代／文明開化と「迷信」／巫女の近代III 　盲人結社とネットワーク　　　大和宗の来歴／巫女縁起と結社／巫女のネットワークIV　巫女のライフヒストリー　　　岩ヶ崎のオカミン・阿部まつみ巫女／小鯖のオガミサマ・小野寺さつき巫女V 　盲目をめぐるイデオロギー　　　盲目、女性、巫女／通俗的因果応報論の世界／「一人前」の社会_　巫女への水路　　　「卑賤」の眼ざし／ザルマワシと「商売」／盲目性と「一人前」_　カミツケ儀礼の戦略〈おんな〉になる前──巫女への要件／〈おんな〉になる──カミツケ儀礼の分析／〈ひと〉〈おんな〉になる_　死者／巫女の語り──口寄せの時空間死者を包摂する社会／口寄せのプラクティス／スティグマとカリスマ／「梓の声」を聴く──口寄せの場（１）／死者への配慮──口寄せの場（２）／語りと〈いのち〉の思想／おわりに──語りのワンダーランドあとがき

著者プロフィル

川村　邦光（カワムラ クニミツ）

関連リンク

青弓社