服部 邦夫(著)
四六判 240ページ 上製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-3021-8 C0039 品切れ・重版未定
登録日 2010年02月18日
酒呑童子、伊吹童子、悪路王などの鬼の正体とは何だったのか──。浦島太郎や金太郎などのおとぎ話の原像を、そしてヤマトタケル、義経・弁慶などの流離譚の系譜など、さまざまな物語の原風景をたどり、民間伝承の心性を深くえぐる。
一 鬼の風土記 酒呑童子 老ノ坂、大江山、国上山、伊吹山 渡辺綱と鬼 羅城門、神泉苑、戻橋 田村麻呂と悪路王 鈴鹿峠、胆沢、黒石寺、達谷窟 桃太郎と鬼 栗栖、吉備、女木島、日野二 おとぎ話の原像 浦島太郎と竜宮 丹後半島、荘内半島、寝覚、浦島丘、八重山 金太郎と山姥 足柄山、姥子、上路 羽衣伝説 三保の松原、余呉湖、比治山三 漂泊・鎮魂の譜 ヤマトタケル 隼人、草薙、走水、熱田、伊吹山、能煩野 義経・静・弁慶 吉野山、清水道、平泉寺、如意の渡、安宅 曽我兄弟と虎御前 曽我、箱根、大磯、富士の裾野、善光寺あとがき参考文献
青弓社
品切れ・重版未定