140ページ 並製 定価 1000円+税 ISBN978-4-7872-3003-4 C0330 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1985年10月 書店発売日 1985年10月01日 登録日 2010年02月18日
資本主義論から労働論まで、マルクス主義を生み出し、かつ必要としている「現実」の諸相を批判的にとらえることによって、マルクス主義の「現在」を語る。/関曠野、小倉利丸、高橋順一、堀川哲、石塚正英、樫村晴香、浅見克彦ほか。
1 [特集]マルクス主義の現在 (1)イリイチ氏への手紙 『ジェンダー』へのもう一つの注 関 曠野 (2)労働神話からの離脱 マルクスを読み直す試み 小倉利丸 (3)フッサールをめぐって 西欧的知=哲学の最後の境位 高橋順一 (4)資本主義をめぐっての断想 市場とアノミー 堀川 哲 (5)アミルカル=カブラルのデクラッセ論とギニア・ビサウの現実 石塚正英 (6)汎資本主義と〈イマジナリー/近しさ〉の不在 マルクスのレクチュールではなく、マルクス主義をまもるために 樫村晴香2 [インタビュー・コラム] ブロッホ=ルカーチ・シンポジウム 中野徹三3 [書物の戦場] 根本的な論争の季節を迎えうるか 鷲田小彌太4 [コラム] (1)当世タジタジ三人男 内村瑠美子 (2)イデオロギーと実事求是 藤田友治5 [海外マルクス主義動向] 都市環境とフェミニズム 小倉利丸6 [連載1] 経済学的悟性の融解 分裂的経済理論の展開 浅見克彦7 [鰯の目1] 砂のユートピア 西井一夫表紙の言葉 山崎 博『クリティーク』発刊にあたって編集後記
青弓社
品切れ・重版未定