松江 澄(著)
四六判 310ページ 上製 定価 1500円+税 ISBN978-4-7872-3001-0 C0036 品切れ・重版未定
登録日 2010年02月18日
戦後、一貫して原水禁運動を生きてきた著者が、その35年間を振り返り、運動が分裂にいたった経緯を明らかにしながら、「いかなる国の核実験・核兵器反対」問題をうやむやにしたままの「統一」の危険性を指摘する。扉絵=丸木位里・俊。
1 三十五年間をふりかえって──戦後反戦反核運動の歴史2 (1)原水禁運動の統一について──一九七七年 (2)日共の分裂主義を批判する──原水禁運動の統一について(二) (3)「八・六」は何を提起したか──原水禁運動の統一について(三) (4)新たな危険と運動の急務──原水禁運動の統一について(四) (5)運動の解体をねらう者は誰か──原水禁運動の統一について(五)3 (1)ヒロシマからの提言──ソ連の核実験再開を契機に (2)統一と前進のために──七・五アカハタ評論員論文の批判 (3)一共産主義者の体験──「八・六」の歴史から(一) (4)分裂前後──「八・六」の歴史から(二) (5)原水禁運動の統一とは何か──「八・六」の歴史から(三)4 (1)平和のための闘いと革命闘争──その歴史的発展についての覚書 (2)「政策の転換」か「思想の転換」か──日本共産党と原水禁運動の統一5 社会保障か国家補償か──原爆被害(爆)者援護法について6 世界平和の前進のための提案──プラハ世界大会に参加して7 年表
青弓社
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