合田 一道(著)
四六判 292ページ 並製
定価 1600円+税
ISBN978-4-7872-2057-8 C0021
在庫あり
奥付の初版発行年月 2014年08月 書店発売日 2014年08月22日 登録日 2014年06月27日
「読売新聞」 |
坂本龍馬、高杉晋作、近藤勇、勝海舟、西郷隆盛、高野長英、徳川慶喜、白虎隊……。黒船来航、安政の大獄、大政奉還、戊辰戦争と続く幕末から維新の激動期を生きた80人を中心に150人の墓を訪ねる。事件・時代の概要を解説しながら墓地を案内する歴史ガイド。
はじめに――この本を手にした方へ
第1章 黒船来航から安政の大獄へ
高野長英 顔を焼いて変え、そのあげく
藤田東湖 大地震に見舞われて圧死
大原幽学 世界初の農業協同組合を作る
墓の話 男墓と女墓
島津斉彬 幕政改革に乗り出す矢先に
梅田雲浜 脚気にかかり牢獄で死ぬ
橋本左内 藩主への追及を恐れながら
吉田松陰 吹きすさぶ大獄の嵐に
井伊直弼 江戸城桜田門外で襲わる
墓の話 直弼の首
第2章 文久、テロの季節
安藤信正 和宮の降嫁政策で怨まれ
吉田東洋 土佐勤王党に襲われた改革派
有馬新七ほか八人 主命で起こった「寺田屋騒動」
長野義言(主膳) 義言大老と呼ばれた男
本間精一郎 冤罪かぶせられ闇討ちに
池内大学(陶所) 殺され、両耳をそがれ
長井雅楽 介錯断り、腹かっさばく
清河八郎 顔見知りの幕吏に騙され
姉小路公知 凶刀に斃れた青年公卿
芹沢 鴨 同衾中を襲われ、女も首討たれ
第3章 禁門の変前後
冷泉為恭 「天誅!」の叫びとともに
宮部鼎蔵ほか 尊攘派が襲われた池田屋事件
佐久間象山 開国論者の無残な最期
平野国臣 騒乱のなか、牢獄で殺害される
真木和泉(保臣) 禁門の変に敗れ、反幕を貫く
中山忠光 おびき出されて絞殺
福原越後/益田右衛門介/国司信濃 “禁門の変”を謝罪し、切腹
武田耕雲斎 天狗党に集団処刑の嵐
第4章 大政奉還の陰で
岡田以蔵 人斬り以蔵と呼ばれた男
武市瑞山 武士の面目、切腹を許す
徳川家茂 長州再征の大坂城内で病没
孝明天皇 歴史を変えた毒殺?
高杉晋作 「吉田」の一言残して
坂本龍馬/中岡慎太郎 維新の夜明け、待たずに
伊東甲子太郎 騙し討たれて囮にされて
第5章 戊辰戦争の陰で
滝 善三郎 外国人が見た初のハラキリ
箕浦猪之吉ほか 相次ぐ割腹にフランス士官悲鳴
相楽総三 偽官軍の汚名を着せられ
川路聖謨 わが国初のピストル自殺
近藤 勇 変名見破られ、斬首に
墓の話 墓が多いナンバー1は?
小栗忠順(上野介) 罪なくして首討たれる
世良修蔵 「奥羽皆敵」で恨み受け
天野八郎 上野戦争に敗れ、奪回に執念
沖田総司 肺結核に斃れた天才剣士
第6章 戦火、北へ
二本松少年隊十六人と隊長木村銃太郎 銃の撃ち方も知らずに出陣し
河井継之助 自分が入る柩を作らせて
白虎隊士中二番隊 城炎上と見誤り集団自決
墓の話 墓の数が増えた?
西郷頼母一族 一族二十一人が死への旅立ち
中野竹子 薙刀振るって戦う
横井小楠 西洋かぶれと狙われて
土方歳三 死に場所を見つけ突撃し
墓の話 遺骨のない墓
中島三郎助 父子三人、義を貫き戦死
墓の話 妻に頼んだ絵入りの墓
榎本釜次郎(武揚) 切腹の刀を素手で押さえられ
萱野権兵衛 会津戦争の責任負い死ぬ
第7章 士族の反乱
大村益次郎 風呂桶に潜り、危機逃れたが
雲井龍雄 政府転覆を計画して斬首
広沢真臣 眠ったまま惨殺される
山城屋和助 借金返済できず、割腹
墓の話 「十一月三十一日」の日付の謎
岩倉具視 襲撃した犯人、全員死刑に
江藤新平 佐賀の乱の罪で晒し首に
墓の話 「百災ことごとく去る」
村山可寿江 生き晒しの果てに
前原一誠 萩の乱で新政府に訴えようと
佐川官兵衛 薩摩人に一太刀浴びせて
和宮 政略結婚の犠牲となって
西郷隆盛 「もうここらでよかろう」を最後に
第8章 維新の残り火
大久保利通 西郷信奉者の集団に襲われる
お伝 いとしい男の名を呼んで
山岡鉄舟 江戸城開城の道筋つける
森 有礼 憲法発布の朝、襲われて
お吉 開国の波に弄ばれたあげく
新島襄・八重 大河ドラマ『八重の桜』の主人公
松平容保 「朝敵」の屈辱にまみれて
中浜万次郎 漂流の果て、世界を見る
墓の話 本人がアメリカ式の墓を建てる?
勝 海舟 戊辰の終戦処理に没頭
墓の話 海舟が西郷の墓を建立
お龍 再婚の相手が墓を建てる
徳川慶喜 自分の伝記原稿を読みながら
参考文献
取材協力者
旅のおわりに
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