アリス・モース・アール(著) / 神鳥 奈穂子(訳) / 佐伯 雄一(訳)
四六判 188ページ 上製 定価 2000円+税 ISBN978-4-7872-2009-7 C0022 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1995年12月 書店発売日 1995年12月01日 登録日 2010年02月18日
残虐きわまる拷問、戦慄が走る刑罰。足枷、水責め、緋文字、猿轡など、およそ考えつくかぎりの身体刑が席巻した暗黒の中世ヨーロッパと新大陸の世界を、多数のエピソードと社会的背景の考察に、近代の刑罰学との比較もまじえて照射する。
第1章 拷問と刑罰の中世史 アリス・モース・アール[神島奈穂子訳] 序 1 鉄棒足枷 2 水責め椅子 3 足枷台 4 さらし台 5 著作物とその著者への刑罰 6 鞭打ち柱 7 緋文字 8 轡と猿轡 9 公衆の面前での悔い改め 10 軍隊の刑罰 11 烙印刑と切断刑第2章 中世と近代の刑罰学 エドワード・ペイソン・エヴァンズ[佐伯雄一訳] 1 中世刑罰学の世界 2 近代刑罰学と精神病理学 3 狂気・犯罪防止と刑罰
青弓社
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