梶川 敦子(著)
四六判 192ページ 並製 定価 1600円+税 ISBN978-4-7872-1043-2 C0011 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2008年01月 書店発売日 2008年01月29日 登録日 2010年02月18日
『易経』は占いの書であると同時に「知恵の書」「哲学・倫理の書」として普及し、文学、芸術など日本文化へも影響を与えた。「身の程を知ることで、おのずから道がひらける」という占いの知恵を、長年の『易経』との付き合いで得た経験に基づいて講義する。
はじめに 第1章 易との出合い 1 未知への恐れ 2 赤丸老人 3 不思議への道 4 赤丸老人との別れ 第2章 易について 1 成立過程 2 日本文化と、易、五行の関わり 3 易の仕組み――卦・象・爻 4 「繋辞伝」 5 五行について 第3章 日本文学と易占 1 『古事記』と『日本書紀』 2 おとぎ話から物語 3 史実とフィクションの話 4 説話 第4章 日本文化への易と五行の影響 第5章 再び岩谷赤丸のこと おわりに [付記]:Q&A あとがき
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