秋田 昌美(著)
四六判 224ページ 上製 定価 2200円+税 ISBN978-4-7872-1018-0 C0010 品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 1993年06月 書店発売日 1993年06月01日 登録日 2010年02月18日
テクノロジーに包囲された都市社会の身体が行き着く先──。復権する太古の身体装飾文化、SMと倒錯する快楽身体、アート・パフォーマンスにおける非物質化する身体、殺人者たちと解剖の美学など、氾濫する肉体のユートピアの数々。
1 快楽身体の未来形(1)性的都市の新部族主義(ルビ:ニュー・トライバリズム) 1 プリックアップ・ラバーズ──ゲイ・フェティシズムの身体 2 黒く塗れ──プレ・テック・タトゥーとニュー・トライバリズム 3 ファキール・ムサファーと身体の修正(ルビ:ボディ・モディフィケーション)(2)幻想のポルノピア 1 境界侵犯のポルノとSF──幻覚映像の快楽 2 PLAYMATE──フェティッシュ・ドールたち 3 シーメールの幻想——理想の欲望機械(3)アブノーマル・ジャパネスク 1 アブノーマル・ジャパネスク 2 女神たちの腹わた2 ボディ・アート/幻覚の身体(4)ネクロ・エロチシズム 1 J・P・ヴィトキン──氾濫する肉体の逆ユートピア 2 皮膚の下と上──肉の異形(パノラマ)、内臓の森(ルビ:フォーレスト) 3 オート・エロチシズム──残虐映像の快楽(5)トランス・ボディ・アート 1 ディシプリン・イン・アート・パフォーマンス 2 トランス・ジェンダー・パフォーマンス(6)DEATH/殺人者と死の意匠 1 ジョン・ゲーシー──道化殺人者(ルビ:クラウン・キラー)の芸術 2 エド・ゲイン──サイコ・キラーの儀式 3 死のバロキズム、あるいは、透明な死体初出一覧
青弓社
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