社会一般
佐藤 翔(著)
A5判 220ページ 並製 定価 2400円+税 ISBN978-4-7872-0088-4 C0000
書店発売予定日 2024年12月25日 登録日 2024年11月14日
「図書館の本棚はいっぱいにならないのか」「雨が降ると図書館に来る人は増えるのか、減るのか」「人はどのタイミングで図書館を使うようになるのか」――。素朴で身近な疑問から現場での実践を考えて、図書館の意義や役割を学び、魅力を発見しよう! 図書館情報学を専門にする著者が、図書館で働く人、日々利用している人が普段は気にしない、でも聞かれると「どうして?」と思う疑問をピックアップ。その疑問をデータ/事実/エビデンスに基づいて考える視点や思考する道筋を、柔らかな筆致でレクチャーする。 図書館を学問することの楽しさを伝え、学問することが図書館をより豊かな場にしていくことを指し示す入門書。 図書館専門誌「ライブラリー・リソース・ガイド」の人気連載に加筆・修正して、書き下ろしを加えた充実の一冊。 【目次】 はじめに――なぜ「図書館を「学問」する」姿を本にするのか 第1章 図書館の本棚はいっぱいにならないのか 第2章 本棚のどこにあるかで本の使われ方は変わるのか 第3章 図書館の本棚に書かれている数字はなんなのか 第4章 なぜ図書館は月曜日に閉まっているのか 第5章 図書館を訪れる人は増えているのか、減っているのか 第6章 雨が降ると図書館に来る人は増えるのか、減るのか 第7章 どんな図書館がよく使われているのか 第8章 人はどのタイミングで図書館を使うようになるのか 第9章 図書館を使っているのはどんな人々なのか 第10章 図書館に税金を使うことは人々にどれくらい認められているのか 第11章 子どもと行きたいのはどんな図書館か 第12章 「あなた」はなぜ、図書館に行くのか 第13章 人々は図書館のどんな写真をSNSで発信しているのか 第14章 図書館への就職希望者が増えるのはどんなときか おわりに