白根 一夫(編著)
A5判 232ページ 並製
定価 2000円+税
ISBN978-4-7872-0033-4 C0000
品切れ・重版未定
奥付の初版発行年月 2005年05月 書店発売日 2005年05月29日 登録日 2010年02月18日
開かれた図書館づくりをめざして町民と職員とが協議を重ね、基本計画の策定や設計者の選定、建築工事を住民に公開し、運営も要望を聞いて可能なかぎり取り入れて、図書館のある暮らし/暮らしのなかの図書館をつくった島根県斐川町の実践記録。
はじめに第1章 基本計画の策定 1 基本計画検討委員会を設置 「開かれた図書館づくり」をめざして──広報誌でPR 2 ほかの市・町の図書館を見学 大きな刺激を受けた県外の図書館見学 講演会「学校図書館との連携」 3 中間答申を提出──建設地の選定 4 最終答申に向けて シンポジウム「図書館のあるくらし」 講演会「子どもたちへのサービス」 講演会「高齢者サービス」 乳幼児サービス「ブックスタート」 児童図書館研究会に参加 5 最終答申「こんな図書館にしたい」第2章 設計者の選定から実施設計まで 1 選定はプロポーザル方式に 2 選定委員会で検討 公募と審査 3 藤原建築アトリエに決定 公開された評価内容 「公平・公開」審査から得た熱い思い──熊谷昌彦委員長 4 設計協議がスタート 九州の図書館を視察 「まちづくり懇談会」 子どもたちの意見を聞く 5 ほぼ理想的なプロセス第3章 建築工事を始める 1 入札と発注、地元説明会 2 いよいよ着工 第1回 建築現場見学会 工程会議 レンガ選定のため訪英 建設過程をホームページで紹介 外構工事、植栽工事と各種機器の試験 第2回 建築現場見学会 3 建物ができた! 2003年6月20日に竣工第4章 現在の職員体制にいたるまでの道のりと研修 1 図書館にかかわる 「ありがとう」の言葉 貸出手続きの簡素化 予算について スタッフは5人体制に 別室での図書見計らい作業 2 2001年度の取り組み 「ブックスタート」開始 「ブックトーク」 6人体制となる 「学校図書館資源共有型モデル地域事業」の指定を受ける 3 2002年度の準備状況 9人体制に──学校図書館へ司書を派遣 図書のデータ化と装備作業 4 2003年におこなったこと 12人体制 隣の平田市立図書館でカウンター業務研修 図書室閉室と開館準備 10月1日開館 開館後の活動状況第5章 資料収集とマーク・コンピュータシステムの選定 1 資料収集の実際 あえて方針を定めない リクエスト 選書のために 「ひかわブックセンター」 2 特殊な資料収集 地域資料・楽譜 CD・ビデオ・DVD・レコード コミック・雑誌 半年目の見直し 大活字図書と昔の写真 マーク 3 コンピュータシステムの導入 ICタグの導入 学校図書館システムとの一体化第6章 オープンして1年半──いくつかの取り組みと反省 1 1年半の実践から 相談カウンター 郷土資料収集と新聞クリッピング 図書館関係資料の収集 ビジネス支援コーナー 成人読書会 古典を楽しむ会 ヤングアダルトコーナー 2 利用者のマナー 「受験生の勉強部屋」にはしない 利用者からのメールへの答え 3 インターネットの利用 4 視聴覚資料について 目玉はアナログ・レコード 5 冊数の制限なし、3週間の貸出 6 ブックポスト(返却ポスト) 館外にも設置 7 移動図書館も実現 移動図書館での貸出 貸出カードなしでは貸出しない ICタグ導入と自動貸出機 男女別は問わない 施設の利用は無料第7章 学校図書館との連携を実践する 1 「連携」の呼びかけ 「図書館教育」部会 「ひかわ・ブックトーク研究会」メンバーの報告 2 小学校に司書を派遣 3 司書教諭がいる学校が増えた 4 学校司書の大きな役割第8章 高齢者サービスの取り組みを始める──イギリスの図書館視察に学ぶ 1 「暖炉の部屋」から始めよう 2 10年前のイギリスの図書館視察 3 回想法のセミナーに参加おわりに──私の図書館とのつきあい資料 よりよい図書館づくりのために 図書館づくりを町づくりの核に 本田恭一 図書館準備室ただいま奮闘中 白根一夫 町長の姿勢に感銘 稲生 慧 沿革
品切れ・重版未定
送料無料162-0801 東京都新宿区山吹町337
電話:03-3268-0381
ファクス:03-3268-0382
●会社案内 ●購入案内 ●プライバシーポリシー ●特定商取引法に基づく表示
●特約店一覧
●リンク
掲載している文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。それ以外のものと青弓社社員によるものの著作権は株式会社青弓社にあります。